Read Me If You Can

「努力は必ず報われる」の裏にあるもの(『リーダー論』 -高橋みなみ- をよんだメモ)

あけましておめでとうございます。

 

話題沸騰中のリーダー論。

 

リーダー論 (講談社AKB48新書)

リーダー論 (講談社AKB48新書)

 

 

読みましたよ~

 

肝は2つ。

 

徹底的に人に向き合うこと」と「徹底的に努力すること

 

リーダー論ではないですね。
リーダーでなくてもアイドルでなくても、どの環境に身を置いていても、
前へ進んでいくために必要な、たった2つのエッセンスです。

たかみなは、10年間、ひたむきにこの2つを実践し続けたのでしょう。

何度メンバーに裏切られたことがあったでしょうか。
やりたくないこともたくさんあったでしょう。

それでも、徹底的にメンバーと向き合って、徹底的に努力し続け、
AKB48=高橋みなみ」と言わしめるまでに至った、一人の少女。

 

この本は、そんな高橋みなみの10年間の生き様が詰まった一冊。

 

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「HKT48指原莉乃座長公演」博多座公演でみた 田島芽瑠のすごさ

8月31日、「HKT48 指原莉乃座長公演」博多座公演の千秋楽を観てきました。お芝居・ライブの2部構成で4月に明治座で行われた公演とほぼ同じ。メンバーが2名(神志那結衣秋吉優花)、追加されています。

 

今回、1F下手の花道付近に座ることが出来ました。舞台全体が見渡せ、特にメンバーが花道を通ると表情が良く見えます。

 

2部の「ロックだよ、人生は…」の曲中、メンバーが花道に出てきて、観客に手を振る時間があります。曲の終わりになると、次の曲の準備のためにメンバーは舞台に戻るのですが、一人最後まで花道に残って客席に手を振り続けるメンバーがいました。

 

 

 

 

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田島芽瑠ちゃんです。

 

芽瑠ちゃんは、自分名前が書いてあるうちわを見つけては指を指し、いろんなところを見渡しては手を振っていました。他のメンバーが舞台まで戻った後もキラキラの笑顔で一人花道を行ったり来たり。本当にギリギリまで花道に残り続けていました。

 

こういう行動が、オタクにとってはうれしいし、人気に表れるのでしょう。まだ推しが定まっていない人があの時博多座にいたら、絶対芽瑠ちゃん推しになっていますね。

 

天性のアイドル・田島芽瑠おそるべし。
そんな博多座千秋楽でした。

 

 


MV】ロックだよ、人生は… (Short ver.) / HKT48 [公式] - YouTube

勝手にアイドルランキング アゲイン ~2015年ブログ決戦。去年より進化したやつらは誰だ~

Twitter、LINE、Facebooktumblrなど気軽にアイドルと交流できるSNSがいっぱいあるし、ブログってもう用済みなんじゃない?

 

そんな声も聞こえる昨今。

 

 

いえ、そんなことはありませんよ?
2015年もアイドルはちゃんとブログを更新しているんです!!!

 

・・・ということで昨年気まぐれでやってみたら思いのほか反響があったので、今年も調べてみました。

対象グループ・対象期間(6/1~7の1週間)・指標は前回と同じです。
本題に入る前に、各グループの1年間を軽く振り返ってみましょう…(嫌な予感

- モーニング娘。’14:15に改名。さゆの卒業。12期加入
- ℃-ute:変化なし
- Berryz工房:活動停止*1
- juice=juice:変化なし
- ももいろクローバーZ:変化なし
- 私立恵比寿中学:変化なし
- チームしゃちほこ:変化なし
- SUPER☆GiRLS:後藤彩卒業
- Cheeky Parade:変化なし
- GEM:変化なし
- 東京女子流:アイドルじゃなくなる
- 9nine:変化なし
- ベイビーレイズベイビーレイズJAPANに改名
- アップアップガールズ(仮):変化なし
- Theポッシボー:チャオなんちゃらエッティ(うろ覚え)に改名
- ひめキュンフルーツ缶:変化なし
- ドロシーリトルハッピー:ドロシーとcallmeに分裂
- でんぱ組inc.:変化なし

 

強烈なのは、ベリの活動停止とドロシーの分裂でしょうか。
まぁいろいろありますよね(棒)

 

気を取り直してれっつごー。

 

*1:修正しました

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HKT48新聞とかいうものをもらった

6月12日にHKT48劇場でモバイル限定公演に行ってきました。
ひまわり組パジャドラ。

 そこで「HKT48新聞」なるものが配られたので、紹介します。

 

<表面>

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題字はまりり。たぶん
ちぃずの写真

ぴーちゃんの4コマ(村重ネタ)

ボスの短編小説

 

<裏面>

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はづきとはるたんのファッションコーナー
ぴーちゃんの似顔絵(さくらとみるん)
芽瑠ちゃんのポエム(「いちご」と「いし」という謎作品)

 

絵とか写真は見て頂ければなんとなく雰囲気は分かると思いますが、ボスの短編小説(20年後のHKT)もめちゃくちゃ面白いです。センスあるな・・・

 

ライザップに通っているはずのしなもんんはケータリングを良く食べる。おい大丈夫か。結果にコミットしているのか。碧唯はiPhone26を片手に…

 

公演のMCでもHKTモバイルの出張版企画(ほんわか座談会やまりりのセクシーボイス企画など)なんかもありました。

 

HKTはファン目線でいろいろ工夫してトライしていて、とても好感が持てます。
尾崎支配人、指原支配人、優秀ですね。

アイドル×演劇の可能性 ~「舞台 マジすか学園」と「幕が上がる」~

5月16日、17日にAKB48の舞台マジすか学園ももクロの舞台幕が上がるを観てきました。

 

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マジすかの方は、おたべ(横山由依)、ゲキカラ(松井玲奈)らマジ女のメンバーが京都で京都のヤンキー(中西智代梨永尾まりや岡田奈々など)とバトるというお話。

メンバーの演技は大甘でしたが、ミュージカル的な要素もあり、クライマックスはなかなかすごい演出で、これぞエンターテインメントという出来。最初はあまり期待していなかったのですが、トータルでとても楽しめました。玲奈ちゃん、田野ちゃんあたりの演技はさすがでしたね。

 

幕が上がるは、小説や映画の焼き直しではない、いわゆる「その後」的なお話。

小説や映画に見られるような青春エンターテインメントとはかなり毛色が違う、メッセージ性の強いシリアスな舞台でした。というか、ラストは頭を抱えてしまうような展開で、「これをモノノフに見せるのか・・・」と少し驚きました。期待していたものとはだいぶ方向性が違いましたが、「ももクロ」色を完全に排除し、とことん本物の芝居に向き合っているところは好感をもちました。

 

 

アイドルと演劇の組み合わせって結構魅力的なんじゃないかと思っているのですが、今回この2作品を観てより一層そう感じました。

 

アイドルが好きで、初めて演劇を観たという人もたくさんいるはず。どちらも「ライブ」を求める、という意味で客層的にも親和性が高い。アイドルだって、女優さん目指している人もいるわけだし、舞台を経験すれば、表現の幅が広がると思います。

 

アイドル×演劇ってシナジーがある組み合わせなんじゃないでしょうか。

 

しかも、さらに面白いのは、この2作品、ベクトルが全然違うということ。 一方は、演劇という形式でアイドル・エンターテインメントを最大限追及し、他方は、アイドルが演劇の世界に飛び込みガチンコで挑戦する。 ひとくちに「アイドルが舞台に挑戦する」といってもここまで違うものになるんだと実感しました。

 

おもしろいです。
アイドル×演劇。

 

ハロプロとかも演劇女子部っていうミュージカルプロジェクトが続いているし、発展途上な分野なんだろうと思います。
もうちょっと、やる側も見る側も敷居が下がるといいなあ。

 

 

そういえば、マジすか舞台の会場だったAiiA Theatherを行く前に調べていたら「アイアシアターって環境最悪」みたいな評判をいっぱい見たんですが、全然そんなことないじゃん!!!

演劇って普段平台にパイプいすみたいな環境(それ以下も大いにある)ばっかりだし、いい環境望みすぎです。